山口 薫 山口 陽恵 集英社インターナショナルコウキョウカヘイニュウモン ヤマグチ カオル ヤマグチ ヨウケイ
発行年月:2021年10月07日
予約締切日:2021年08月14日
ページ数:296p
サイズ:新書
ISBN:9784797680867 山口薫(ヤマグチカオル) 国立アンカラ社会科学大学(トルコ)大学院教授、公共貨幣フォーラム代表理事。
兵庫県生まれ。
カリフォルニア大学バークレー校経済学博士号(1985年)。
カリフォルニア州立大学、サンフランシスコ大学、ハワイ大学、同志社大学大学院ビジネス研究科等で教鞭をとる 山口陽恵(ヤマグチヨウケイ)日本未来研究センター研究員(システムダイナミックスグループ)、公共貨幣フォーラム理事。
愛知県生まれ。
EUのエラスムス・ムンドゥス修士号(EMSD 2017年)。
フィンテック企業・ソラミツ(貨幣・経済システム研究所所長)を経て、現在は日本未来研究センターでASDマクロ経済モデル開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第1章 債務貨幣システムと「失われた30年」(あなたのお金は誰かの借金/銀行貸出と預金創造 ほか)/第2章 主流派経済学の破綻(市場原理主義の新古典派経済学/外生的債務貨幣を想定するケインズ経済学 ほか)/第3章 MMTは債務貨幣のデザイン欠陥を隠蔽(貨幣理論を分類すれば4つしかない/MMTは虚偽の貨幣論 ほか)/第4章 公共貨幣システムへの移行(システムの移行目標/移行の7プロセス ほか)/第5章 公共貨幣で新国生みイニシアティブ(公共貨幣への移行:2つの登山道/新国生みイニシアティブの5大プログラム ほか)日本の「失われた三〇年」は主流派経済学の処方箋を素直に実施した結果である。
新古典派経済学による構造改革は低賃金の非正規労働者を増やし、ケインズ経済学による財政・金融およびリフレ政策は一〇〇〇兆円を超える借金地獄をつくった。
原因は貨幣システムの欠陥にある。
主流派経済学やMMTの誤りを指摘し、現在の「債務貨幣」にかわる新たな貨幣システム「公共貨幣」を提唱。
「公共貨幣」を取り戻せば「ゼロ成長」から脱却でき、新しい未来が開けることを論証する。
本 新書 ビジネス・経済・就職
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